――どれだけ本当に実際の犬に関わって過ごしているか
現在、訓練士、ドッグトレーナー、しつけインストラクターなど、いろいろな呼び方、肩書の方がたくさんいると思います。しつけ、訓練の方法も様々ですので、どれが正解なにが不正解ということはないと思います。しかし、何が比較要素かと聞かれれば、やはり、「どれだけ本当に実際の犬に関わって、触って、過ごしてきているか」というとことだと思います。セイントフジの長年培ってきた経験や実績を活かし、飼い主さんの求めるもの、希望に、なるべく寄り添った対応をしていければと思います。
――訓練は日々コツコツ積み重ねていくことが大事
近頃、「短期間でやります」というしつけ教室も増えてきています。短期間でできないことはありませんが、そのぶん犬にかかるストレス、詰め込むということは、どういうことか。人間に置き換えてみても同じだと思うのです。あれもこれもとなると、飽きてきたり、、勉強もそうじゃないですか(笑)。セイントフジでは、ある程度の期間をかけながら、日々コツコツ積み重ねていくことで作り上げることを大切しながら訓練を行っています。
――しつけ、訓練は続けていくことが大事
セイントフジでは預託訓練の場合、4カ月、6カ月ぐらいでの期間をお勧めしています。
預託訓練が終わってからも、通いで復習したり、またお預かりする時もあります。飼い主さんが練習に通って来られ、かなり長期で頑張っておられる方も多いです。
――しつけ、訓練を始める年齢は何歳からでも可能
昔は「生後半年ぐらいから始めるのがいいです」とご案内していました。昨今では「小さい時期から始めましょう」という傾向も強くなってきています。犬種によっては半年たたないうちに早く始めたほうがいい場合もあります。個体差にはなりますが、生後4ヶ月くらいから始める子もいれば、10歳を超えてから訓練来たワンちゃんもいます。始める年齢が遅くても「まったくできません」「変わりません」ということはないと思います。
――犬の飼い方や環境改善のアドバイスも
実際には、犬に問題がある場合と、飼い主さんの意識や飼い方に問題がある場合、関わり方に問題がある場合などがあるので、詳しくお話を聞いてみないと分かりません。犬の飼い方と環境をどのようにするかなど、お話を聞き、訓練以外の部分についても改善点をアドバイスさせて頂いています。